荒巻部長
実際に3週間使って分かった、「音質」「遅延」「遮音性」「フィット感」などの特徴を分かりやすくご紹介していきます!
ERATO「VERSE」を購入しようか迷っている方のために、少しでも参考になれば幸いです。
この記事の目次
ERATO VERSEレビュー!価格以上の音質と性能
製品仕様 | |
発売時期 | 2017年9月 |
ワイヤレスイヤホンの種類 | 完全独立型 |
連続音楽再生時間 | 3時間 |
ドライバ | 5.8mmグラフェンドライバ |
通信方式 | Bluetooth4.2 |
コーデック | AAC、SBC |
防汗・防滴 | あり(IPX5) |
ノイズキャンセリング | なし |
外音取り込み機能 | なし |
マイク | あり(各2個計4個搭載) |
急速充電 | なし |
ケースで充電できる回数 | 3回(充電しながら使えば最大約15時間使える) |
VERSEはどんなワイヤレスイヤホン?
機能をレビューする前にERATO「VERSE」について簡単にご紹介。
「VERSE」は、完全独立型ワイヤレスイヤホンのパイオニア『ERATO』が発売する完全独立型のワイヤレスイヤホンです。前作の爆発的大ヒット製品「Apollo7」の性格を受けつぎ、ポピュラーバージョンとして登場。クリアかつ迫力のあるサウンドが特徴的で、360度回転するシリコンイヤーチップを採用。どんな耳にもフィットします!さらにIPX5相当の防水性能も搭載しているため、スポーツやランニングをする人にもおすすめのワイヤレイヤホンです。
このイヤホンの特徴
- 迫力のあるサウンド
- コスパ最高の性能
- どんな耳にもフィット
- 連続再生時間3時間
- 片方約4.5gの超軽量設計
- IPX5の防水・防汗性
- 本体にリモコン機能付き
- 遅延と音途切れが少ない
VGP2018受賞!
VERSEは、国内最大級のオーディビジュアルアワード『VGP2018』の「Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン(1万円以上2万円未満)」部門で受賞しました!
プロお墨付きのワイヤレスイヤホンです。
弾丸のようなデザイン
VERSEは片耳4.5gの小型軽量設計で、妥協のないミニマルなデザインが個人的に気に入っています。
まるで『スパイの秘密道具』みたいで、ケースからイヤホンを取り出すときにいつもワクワクしてしまいます。
荒巻部長
陶器のような質感
筐体表面は、光沢を抑えたマットなマテリアルで、陶器を触っているような質感です。
思わずなでなでしたくなる手触りです(笑)
コンパクトな充電ケース
充電ケースは非常にコンパクトで、ポケットにも収まるサイズ感が嬉しいですね。
小さいので携帯性も抜群にいいですし、持ち運びがかなり便利です。
充電ケースはAirPodsを絶対意識してるだろ?って形状で、AirPodsの充電ケースと比べるとやや大きいです。
ブラックとホワイトの2色展開
VERSEはブラックとホワイトの2色展開で、価格は14,880円(記事執筆当時)で発売中。ただもう生産終了!?との噂も。
クリアで迫力のある音質
音質はワイヤレスイヤホンの中ではかなりいい部類だと思います。
内蔵のドライバーには炭素の一種であるグラフェンという素材を採用したことで、各帯域の不要な振動を除去してくれています。
それにより、音は原音に忠実で非常にクリアなサウンドが楽しめます。
個体特有の変な歪みやエフェクトは感じられず、癖のない済んだ音が聴いていてとても気持ちいいです。
やや量感のある中音域が主体のサウンドで、ドンシャリというより、モコシャリといった感じ。
フィット感は抜群にいい
VERSEはSpinFit社製のシリコンイヤーチップを採用しています。このイヤーチップがかなり特殊で、イヤーチップの先端が360°動くようになっているんです。
画像にもあるように、耳の穴に入れると、イヤーチップがそれぞれの耳の形状に合わせ回転し、耳の奥までしっかりフィットします。
首を振っても落ちることがありません。
音途切れは少ない方
VERSEを装着して、人で賑わう繁華街や駅の中を歩きまわっていますが、音途切れが少なく、非常に満足しています。
ただ電子レンジのような高電磁波を発してる家電の横を通るとたまに接続が切れることがあります。
そういう時はサイドケースに入れ再びペアリングしなおすと再び使用することができます。
遅延はほぼ感じられない
僕の場合、iPhoneXにVERSEを接続して使っていますが、遅延はほぼありません。ただ動画ストリーミングアプリによっては若干の遅延が生じますが、体感上全く問題なく、違和感を感じる程の遅延ではありません。
ペアリング
ペアリング方法は簡単で、まずイヤホンをケースから取り出し、耳に装着します。その後左耳にあるボタンを3秒間長押しします。するとペアリング可能モードとなり、携帯のBluetooth接続画面で『VERSE』という文字が表示されるので選択すればOK!
一度ペアリングが完了してしまえば、あとはイヤホンの右側についてる電源ボタンを押すだけで簡単にペアリン作業が行えます。
フィット感
SpinFit社製イヤーチップ搭載!
VERSEはSpinFit社製のシリコンイヤーチップを採用しています。このイヤーチップがかなり特殊で、イヤーチップの先端が360°動くようになっているんです。
画像にもあるように、耳の穴に入れると、イヤーチップがそれぞれの耳の形状に合わせ回転し、耳の奥までしっかりフィットします。
防水性能
VERSEにはIPX5相当の防水・防汗性能を搭載しています。そのため雨の日に外で使っても、激しいスポーツやランニングで汗をかいても気にせず楽しむことができます。僕の場合休日に半身浴する時にこのイヤホンを使ったりします(笑)
遮音性は普通で音漏れは少ない
このイヤホンの遮音性はかなり高いと思います。他の人から話しかけられても気づかないくらいの遮音性があります。周囲のノイズがうるさい場所で集中したい人はオススメですよ!
ただここまで遮音性が高いと、後ろからくる車の音や電車のアナウンスが聞こえないため、EAEIN M-2のような、音楽を聴きながら、同時に外の音が取り込める『外音取り込み機能』があると良かったなぁと思います。
また、音漏れも少ない部類のイヤホンで、電車でも爆音で聞かない限り音漏れの心配はありませんよ。
大容量バッテリー性能
ERATO VERSEのバッテリー性能は、完全独立型のワイヤレスイヤホンんの中ではかなり高い部類だと思います。
連続音声再生時間は約3時間程で、この充電ケースを使うと4回までフル充電することができ、最大15時間音楽を楽しむことができますよ。
まとめ
このイヤホンの特徴
- 迫力のあるサウンド
- コスパ最高の性能
- どんな耳にもフィット
- 連続再生時間3時間
- 片方約4.5gの超軽量設計
- IPX5の防水・防汗性
- 本体にリモコン機能付き
- 遅延と音途切れが少ない
気になった所
- 一度音が途切れると再接続が面倒
- ノイズキャンセリング非搭載
- 外音取り込み機能非搭載
- 連続再生時間がもう少し欲しい
小型軽量で迫力のサウンドが楽しめるワイヤレスイヤホン「ERATO VRESE」のご紹介でした。
実際に使ってみるとわかりますが、かなりコスパの高い製品だと感じました。生活の質が1段階も2段階も上がる最高の製品だと思います。
それではまた次回のレビュー記事でお会いしましょう。
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