イヤホンマニア歴15年の管理人が、新しく購入した「BeatsX」を徹底的にレビューしていきます!実際に1ヶ月使ってみて分かった事を正直にご紹介!
荒巻部長
この記事の目次
Beats by Dr.Dre「BeatsX」レビュー
【製品仕様】 | |
種類 | 左右一体型 |
連続音声再生時間 | 8時間連続使用可能 |
通信方式 | Bluetooth Ver5.0 |
コーデック | SBC、AAC |
防水 | 耐汗・防沫 |
ノイズキャンセリング | 非対応 |
マイク | あり |
本体の充電時間 | 急速充電対応(5分で2時間回復) |
このイヤホンの特徴
- 8時間連続再生可能
- 汗や雨にも耐える耐汗・防沫性能
- 重低音を重視したチューニング
- 急速充電に対応(5分で2時間回復!)
- W1チップ搭載でiPhoneやapple製品とのペアリングが簡単
簡単にご紹介!
BeatsXはアメリカ(カリフォルニア)に本社を置くオーディオブランドBeats by Dr.Dreが発売する左右一体型のワイヤレスイヤホンです。
Beats by Dr.DreがAppleに買収されて2年、ついに登場したAppleらしい新製品「Beats X」は、AppleのA1チップを搭載。「バッテリー駆動時間」や「ペアリングの煩わしさ」を一気に解決する技術が採用され、スタミナが飛躍的に伸び、iOSデバイスとのペアリングが驚くほど手軽になっています。
デザイン面では、Apple純正イヤホン「EarPods」の人間工学の研究技術を惜しみなく反映することにより、コンパクトでスマートなデザインに仕上がっています。さらに、Beats by Dr.DreとAppleの伝統的な音質チューニングの技術が融合し、パワフルな低音とバランスの良いサウンドが実現しました。
現在値下げ中
Beats by Dr. Dreは今年の10月に「BeatsX」の価格を従来(旧パッケージ版)の「15,984円(税込)」から、新価格(新パッケージ版)「12,744円(税込)」へと値下げしました。
値下がりしたのは良いですが、いくつかの「カラーラインナップ」「キャリングケース」「脱着式のウィングチップ」が廃止になってしまったのは残念です。
W1チップ搭載
BeatsXは「AirPods」にも採用され話題になったW1チップを搭載しているので、お使いのiPhoneとワンステップでペアリング処理が完了します。
超簡単ペアリング
ペアリング方法は「BeatsX」をiPhoneに近づけるだけ!あとは画面の指示に従いボタンお押せばペアリング完了です。初めのペアリング作業さえ終われば、電源をONにするだけで、自動で認識され、iPhoneを触らずにペアリングが出来るんです。
また「Apple Watch」や「iPad」などのiOSデバイスとの連携もスムーズに行えたので、複数Apple製品を所持している僕にとってはかなり使いやすいワイヤレスイヤホンでした。
音質について
ビーツらしい躍動感のある低音(こもりがちと感じる人もいる)と、フラットで癖のないサウンドが特徴。ブンブンと弾む低音は他の音域を邪魔することなくとても聴きやすいです。ロックやジャズサウンドとの相性が良さそうな低音だと思います。
透明感と奥行きのあるサウンド
低音域だけでなく、中高域の透明度も高く、音像の定位がしっかりしているので、奥行きがある立体的なサウンドを楽しむことができます。
「PowerBeats3」と比べると劣る
ただし、以前このサイトでもレビューした「PowerBeats3」と比べると中音域から高音域にかけての連携が少し悪いように感じました。フラットでとても聴きやすい音質であることは間違いないですが、普段から高級有線イヤホンを聴き慣れている方にとっては物足りなく感じるかもしれません。期待のしすぎには注意です。
遮音性について
BeatsXにはノイズキャンセリング機能はついていません。代わりにノイズアイソレーション機能を搭載しています。ノイズアイソレーション機能とは、特製のイヤーチップで物理的に周囲の雑音を遮断する機能のこと。
実際に装着してみると、この形状のワイヤレスイヤホンの中では確かに遮音性は高いように感じます。同時に周囲の雑音も消えるので、カフェやオフィスで集中したい人におすすめです。
音漏れも特に大きな音を出さない限り問題なさそうです。
最強の充電性能とバッテリー!
「BeatsX」は、フル充電で最大8時間の連続駆動に対応しています。8時間の連続駆動はワイヤレスイヤホン業界でもトップクラスのバッテリー容量です。
また、5分の充電で約2時間分の再生に対応したFast Fuel(急速充電)機能も搭載しています。
荒巻部長
Siriの起動や通話可能なリモコン
ケーブルに内蔵されたRemoteTalkケーブルをつかえば、Siriの呼び出しや、再生停止・曲の送り戻し・曲飛ばし・音量調節が可能です。
「BeatsX」には、AirPodsのように耳から外して自動的に曲が停止する機能はついておらず、手元のボタンで再生停止の操作を行う必要があります。
筐体内部に磁石を搭載
地味に便利だと感じたのが、筐体内部に磁石が埋め込まれていたことです。左右のハウジングを磁石で止め、ネックレスのように首にかけておく事ができます。
ケースにしまわなくてもアクセサリー感覚で持ち運ぶ事が出来て、紛失防止にもなるのでとても便利でした。
所有欲を満たしてくれるデザイン
パッケージもシンプルで、洗練されたミニマルなデザインがかっこいいです。
筐体表面に入っているビーツのロゴも所有する喜びを感じさせてくれるポイントです。
首からかけた時に右側が電源ボタンで、左側が充電差込口になっています。
快適なフィット感と装着性
カナル型のBeatsXの装着性はかなり良く、耳栓のようにしっかり耳穴に密着します。インナーイヤー型のAirPodsよりも耳にしっかりフィットするような設計になっているため、ランニングをしても落ちる事がありません。また長時間装着しても違和感や耳が痛くなることはありませんでした。
接続機器を置き去りに出来る!
BeatsXは最新のBluetooth性能が備わっている(詳しい説明は割愛)ので、接続したiPhoneやPCを置き去りにしたまま10mから20m程離れる事が出来ます。
オフィスでの作業が多い僕にとってはこれがかなり便利で、Mac Bookを置き去りにトイレに行ったり、コーヒーを取りに行く時もイヤホンを外す必要がなく、音楽を聞きっぱなしで歩き回る事が出来ます。
タッチノイズ問題
襟やフードのある衣服を着るとスレ音が出やすく、ウォーキングやランニング中にも衝撃音を少し拾ってしまいます。タッチノイズに関しては若干気になりました。
まとめ
良いと思った点
- 8時間連続再生バッテリー
- 汗や雨にも耐える耐汗・防沫性能
- 重低音を重視したチューニング
- 急速充電に対応(5分で2時間回復!)
- W1チップ搭載でiPhoneやapple製品とのペアリングが簡単
- 抜群のフィット感と装着感
気になった点
- キャリングケースとウィングチップの廃止
- 選べるカラーが少ない
- タッチノイズがやや気になる
BeatsXを分析
W1チップを搭載したことで接続性、バッテリー性能、低遅延など様々な面でトップクラスの製品だと思います。「PowerBeats3」と比べるとやや音質は劣ってしまいますが、コンパクトにまとまっている分、ソフトかつ軽量で、丸めて収納できる取り回しの良さは凄くよかったです。
PCで作業する場合AirPods、外に出かけるときはBeatsX、ランニングする時はPowerBeats3とそれぞれ使い分けています。安定した音質で取り回しが良く、バッテリー容量も大きいので、街で使いたい場合はBeatsXが最適ですよ!
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